はたちの君へ その2

大切なともだちがはたちを迎えました

 

はたちの彼女に

私が何を伝えることができるか

あまりにも伝えたい言葉がありすぎて

結局もじにのこるものは

「ありがとう」と「だいすき」とか

いつもの手紙にのるような言葉だらけで

すこしも成長していないなと思います

 

でも、でも、

裏を返せば、私が彼女を想う気持ちが

この長い間変わっていないことなのだとも思います

変わらなかったこと、そしてそれが「ありがとう」と「だいすき」で溢れていること

この二つの変わりようのない事実が何よりうれしいです。

 

彼女と私の話を今日はここに残します。

私視点の話だから、ちょっと意味が伝わりきらなかったりしたら

悲しいので先に謝らせてください。(笑)

 

幼稚園の年長さんではじめてあって

出席番号が同じこともあって仲良くなるのに時間はかからなかった。

お遊戯会では一緒にはじめの言葉をやったり

思い出いっぱい、笑顔いっぱい!のふたりだったと思います

 

小学校に入学するとクラスは離れたけど

習い事が一緒だったから寂しくはなかった。

 

でも、でもね、

私と彼女の関係はいつだってプラスなわけではなかった。

これはどう話していいか今でも分かりません

 

彼女に言おうか言うまいか、言うなら何を伝えるか、

 

自分が思い描いた通りにいかなくて

私は友達だと思っているけど、彼女はどう思っているんだろう、

 

くもり空の方が多い学生生活でした

もやもやして、なんだか悔しくて、

もっと釣り合った友達になりたくて、必死だった

 

でもね、そんな毎日

いつだってハッピー!に過ごせた小中学校じゃなかったけど

通学路はいつだって楽しかった

見てるテレビの話、恋の話、受験の話、

先生に怒られちゃうくらい話題はいくらでもあった

 

これが、私のかけがえのない私の学生生活の思い出です

そこに彼女がいてよかったと今心から思います

 

いろんな集団で一緒で、いろんな彼女を見て、いろんな感情を抱いてきた

彼女のことを「だいすき」と思えない日もあった

 

そんな彼女を今では「だいすき」な友達と素直に言うことができます。

嬉しいです。本当に嬉しいです。

この関係で、今いれていることが嬉しいです。

 

彼女が私を今までどう見てきたかなんて分からないけど

少なくとも今同じ気持ちだと嬉しいな。

 

完璧主義で

馬鹿みたいに真面目で

天然で

まっすぐで

不器用な彼女だけど

 

誰からも「彼女なら大丈夫」だと信頼されている人だと思います。

その信頼を勝ち取ってきたのは

彼女の今までの人柄と努力の賜物です。

でも彼女の背中は本当はいつ崩れるか分からないくらい

ぐらぐらなもの

 

今、はたちの彼女に伝えること

「その背中を支えられる人でありたい」

 

これからもよろしくね。